軽く扱われてしまう音の存在。どうでもいいと思われる音環境。
メディアは解りやすい音楽を大音量で流し、
解り難い音楽は大衆に無視されアカデミックな人々が評価する。
どうせ音なんて軽い存在。私達と同じ軽い存在。
「そうです、これはただの音なのですから。」
切り替えによって生じた偶然に発生する マイクとスピーカーによるフィードバック、 そして時折発生する空間のノイズ、 それらの音をコンピュータにより様々な音に 変容させ、その瞬間のみ存在する音空間を作り出す。